はじめに
iPhoneアプリ開発(Swift)のトレーニング始めました。
— kazuteru (@kazuteru_dev) 2018年2月12日
気になる人は連絡ください!https://t.co/DT38SLxNEX
弊社でこの度iOSのトレーニングを始めました。講師の小橋先生がここまでしてくださっているのに、お願いした私が何もしないわけにはいきますまい!というわけで小橋先生と私の話です。先生の人となりがわかるエントリを目指します。
出会いはプログラミングを学び合うシェアハウス
私とテル(小橋先生をプライベートではずっとこうで呼んでいるのでこの記事ではそれで)の出会いは「プログラミングを学び合うシェアハウス(PGHouse)」という企画のおかげでした。当時テルは文系の学生で「どこかでコーディングについては勉強したけれど色々これから」くらいな感じでした。
今も昔も彼は「ナイスガイ」と言うにふさわしい気持ちのいい性格で「何かやろうとする時にこういう人と組むとだいたいうまくいく」というような、バランスよく物事なんとかできる人という感じでした。
プログラマーという職種から想像する内向的な感じとか気難しい感じが一切ない、我々からすると新世代な感じのキャラクターですね。しかもイケメン。天は何物与えるのか。
「でも、プログラミングは楽しいっす!」
比較的日中一緒にいる時間の多かった私とテルでしたが、家のリビングに来てもお互いのコードを書いていた時間が多かった記憶があります。たまに難しい概念やハードルの高い実装がある時などに色々と会話するような感じですね。
そうしているうちに私が受託していた仕事の一部を切り出して渡したり*1して「単純に一緒に暮らしているだけ」というよりも「仕事も一緒にする」関係になっていきました。責任感があるのでちゃんとやり通すし、わからないことはポイントをまとめて質問してくれるので、安心して仕事をお願いできました。
彼の友人が頻繁にシェアハウスに遊びに来て、新しいサービスやアプリの企画を練っており、常に何かアクションして上を目指している姿勢も好ましかったです。
開発の話ばかり書いてしまいましたが、酒を飲みながら長話するような時もあって、学生ならではの進路や将来についてのイロイロなどを聞かせてもらったりもしています。そういった話の中で彼がポロっと言った「でも、プログラミングは楽しいっす!」という言葉は今でも私には大事な一言になっています。本人はもう忘れてしまっているかもしれませんが。
「コードを書くのが楽しい」ということを知っているのは実はとても大事なことなんですよね。
iOS技術の研鑽
家は一年間の企画だったので一年後解散したわけですが、彼はサイバーエージェントへ入社を決めていて、もう波に乗ったなという感じです。 その後もテルの声かけでPGHouseメンバーの飲み会が開かれたり(こういうところ本当にマメで尊敬します)などして、年に何回かは会っていました。
しばらくして何かの機会に二人で会った時に「今はこういうのに取り組んでいるんですよ」と見せてくれたサンプルが素晴らしかったです。 UIの研究サンプルのようなものだったのですが、気持ち良く操作するための演出とか「ついてきてる感」をうまく表現するのに拘っていて「おお!」と思ったのを覚えています。気持ち良いUIまで熟成させるのに、微妙な時間差とか反応を緻密に調整する作業があるということでした。
もはや「あいつすげーなー」と、ただのファンみたいになっていて、iOSやUIに関しては完全に置いていかれてしまったなぁと帰り道に思ったものです。
その後彼の手がけたアプリがAbemaTVとして世に出たと知り、もちろんすぐ使ってみて「あの試行がこういうところに生きてるのか」と感動しました。これで、完全に私は落ちてただの1ファンです(笑)
起業 & ビジネスのパートナー
そしてまたしばらくして、連絡受けたのはどうやら彼が起業することになったということでした。聞けばシェアハウスに頻繁に来ていた友人の井手氏と一緒だということで「あの頃のコンビが復活するのか」という懐かしさと「成功の約束された感」を持ったのを覚えています。
既にいくつかの企画やサービスの立ち上げをされている様子ですが、最近だとAlexaのエンジンを使った下記のアプリが世によく通ったのではないでしょうか。こういう新しい技術を即理解して何かの形にするスピードは、自分も見習わないといけないと思っています。THE BRIDGEに掲載されるとはホントに凄いです。
実は仕事でも少しずつ会社間で協力させていただく関係になっていて、例えばサーバーサイドの実装に関してのアドバイスやレビューをこちらから提供したりもしています。弊社は基本裏方商売なので、こういう応援の仕方が一番役に立てるのではないかと感じているところです。
トレーニングやりませんか?
そういう中で「これまで培ったマインドや経験をこれからの人たちに伝えていくのどうですか?」というような話を打診させていただきました。もちろん彼の技術力や経歴も素晴らしいと思っていますが、今まで書いたような彼との関係性の中から
- 文系学生から努力しながらコードを書くことを学んでいった「積み上げていく努力」や「学習時に躓くことへの理解」
- プログラミングが楽しいと思えて続けられているマインド
- 仕事を簡単には投げ出さない責任感
- なのにガチガチな性格ではなくてイイ感じに接してくれる人間力
- 何よりも本人が後進の育成をやりたいと望んでくれていること
これらの点を加味すると、弊社のトレーナーをお願いするのに十分な力を持っていると感じているためです。「トレーニングをどのように進めると良いか」の技巧的なことは弊社内でプレ・トレーニングを実施し、既にマスターされていますので安心してお任せできます。
大変お忙しい中時間を割いていただくこともあり、本気度の高い受講生が来ていただけることを望んでいます。小橋先生に師事したいという方、いらしたら是非お声かけくださいませ。中級者以上を目指す方はもちろんのこと、初学者の方も見てくださいますよ!下記からもう少し具体的な内容をご確認いただけます。そしてお問い合わせいただけたら幸いです。
*1:当時はFacebookのアプリで診断とか流行ったと思うんですけど、あの手の感じの依頼が私のとこにちょいちょいあったんですね