チームのことだけ、考えた。―――サイボウズはどのようにして「100人100通り」の働き方ができる会社になったか
- 作者: 青野慶久,疋田千里
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2015/12/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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かんそう
年末に買って1日で読み終えました。とても良い本です。 組織をどのようにしたらうまく進めることができるのか著者が考えたこと、試したことが細かに記されています。本当に様々なことを試しながら進めてこられたことがわかります。事業におけるPDCAサイクルを繰り返して最適化していく過程に似ていると感じました。
そしてそれぞれについて論理的な説明がなされていることも価値の高い部分であると受け止めました。直感的には理解していても、他人に確からしい説明を試みることが難しい場合がある為です。
現在は「多様性を高めること」が大切であるという軸で進められており、現在の情勢に適用する内容であると思います。賛否のある部分もあるかとは思いますが、大きな方向性として納得のいく方針ではないでしょうか。
薦めたい人
- どのように自社を進めていこうか迷っている経営者
- 会社の結束がなかなか高められないと感じている経営者
- これから会社を立ち上げようという人