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島までは遠い

佐藤正志@サークルアラウンドのことが少しわかる場所。プログラマーを育てるトレーナーとして、現役のソフトウェア技術者として、経営者の端くれとして、想うことをつづる予定。しばらくは工事中。

世代の断絶を防ぐことが知識の継承に繋がるのかもしれない

blog.tinect.jp

ここで言っているのが経営者の様子なのでしっかり主題を捉えられているかちょっと難しいですが、ここ最近私に相談してくれた方の内容に似たようなケースが複数ありました。プログラマとしてキャリアをスタートして、その後マネージャとしてある程度のキャリアを積んだ方の中に、下記のような状況の方がいらっしゃる様子です。

  • 最近の開発のトレンドはキーワードレベルや概念レベルでは理解している
  • 実際に実践するレベルでは理解できていない
  • 現場の人達を自ら育てることがちょっと難しい

私と同じくらいの年齢かそれ以上くらいの方なので、業務系の開発が多かった時期にキャリアをスタートして、その後WEB系の流れが目立ってきた頃には現場を離れてマネージをしており、最近WEB系の現場を見るような立場になった、というような足跡である様子を伺っています。

  • GitHubや外部のCIを活用するような開発
  • クラウドを利用するインフラ
  • アジャイルな開発

というようなところがネックになる様子です。本来は世代の隔絶が無ければ少し上の先輩が間を埋めてくれると思うのですが、これが問題になるような場ではその間の世代が何らかの理由で抜けてしまっているのでしょう。

組織で物事を進める際のアドバンテージの一つは「集団でいることによる過去の知的資産の継承」だと思うのですが、それが難しくなっているということかと思います。工夫すれば現場の若い人たちが自ら学んでいく形を推進して物事を進めることができそうですが、これでは求められているスピード感に追いつけない、という事も多いのでしょう。

ノウハウの陳腐化が加速した結果だと思うのですが、ある程度世代の断絶を防ぐことがこういった問題を防ぐことに繋がりそうに思いました。組織は少人数で組み立てたいですが、このような視点も大事かもしれないと感じました。