はじめに
またこの記事の続き的に繋げます。前回は実力が示せるポートフォリオについて書きました。
次は情報のアウトプットについてです。
元の記事では「Qiita」でも「ブログでも」と書いてたら、こんな風にツッコミいただきまして。これは間違いないなと。
あー、確かに。qiitaだとストーリー追うのが大変なところはあるかもですね。開発ブログみたいになってくれている方がエラーに苦しんだエントリーがあって、2日後に解決とかなって良いかもです。
— 佐藤正志@プログラマーの成長加速させたい! (@ms2sato) 2018年8月7日
Qiitaみたいにまとめなくていいので、学んだところやエラー解決したコードを貼っておいてもらえるといいですよね。日々更新してくれてればどれくらい勉強してるかも分かるし、モチベーションの高さも判断出来るので。採用する側としても応募でブログのURL書いてあったらとりあえず読みますしね。
— ひさじゅ@すたてく社長(PG) (@hisaju01) 2018年8月8日
なので、この辺りで「私が何を見たかったのか」を考えたいと思いました。例のごとく「そんなんじゃ足りねぇ!xxを残さずしてどうする!」とかツッコまれたいです。
本題
見たいのは「課題発生」「考察」「解決」のサイクル
「成長の過程」と一言になっていることを整理しておくといいと思いました。それは結果、下記のようになりました。
- 「xxをやろう」という動機
- ユーザー一覧画面を作ってみるぞ!
- 「うわー、これ困った」という課題の発生
- どうしても、ユーザーの名前が表示できないんだぜ(><)
- 課題から事実をブレークダウンして書いている(状況をこちらが想像できる)
- コンソールにはこんな表示が...(内容ベタッと貼っていいです)
- こんなエラーが出ていて...(エラーとかベタッと貼っていいです)
- データの内容をDBで見て見たら...
- 考察 している
- もしかして、URL間違ってる?
bin/rake routes
いや、合ってた。 - エラーの英語は「....」という意味らしいから...、user変数にxxしてて...(独り言っぽいけど、いいんです)
- もしかして、URL間違ってる?
- 解決へのきっかけ&解決
- エラー内容をGoogleしたらStackOverFlowにヒットしたんすよ!これで勝つる!
- 実はDBにデータが入ってなかったとです。悪いのは入力画面みたい。
なんとなく、「起承転結」みたいなことかなと思いました。そして、この中でも重視しているのが「考察からの解決」かと。もちろん瞬殺できていることは考察も何も無いので良いのですが、悩んだ時にはちゃんとそれを書いていてくれると良いなと思います。
綺麗にまとめる必要はありません!
プライドが高い人はすぐに「ちゃんと問題解決までまとまってないなら書きません」とか言い出しちゃうのと、Qiitaだと課題解決までしておかないと書きにくい空気感があるんですよね*1。
その意味で @hisaju01
さんが言っていたブログの方がいいというのは私も同意します。
過去書いていた私の開発ブログでは「課題発生の日」があり、「調査ばかりしている日」があり、数日して「過程と解決」が書かれる、というようなことがよくありました。これで良いと思うんですよ。日々やっていることをメモしているだけで構わないと思います。
大事なのは「あなたに会ったことはないけれど、日々努力していることはブログで知っていて、どういう解決をできてたかがわかる」という事実では無いかと思います。
GitHubの草はわかりやすいですが、神経質にならなくても良いかも。
毎日pushすること自体には特に意味がないと思うので(調査ばっかりしててpushできない日とか全然あると思います)、そこは最初は無理せずで良いかと。毎日開発ブログ書いてみる、くらいで十分かなと思います。
おしまいに
採用ちゃんと考えているところであれば、ブログなどURLで伝えると読んでくれるので出しておくとお得ですよ、ということで。最近だとTwitterで名前やアイコンが知られると良いということもありますが、ストックされるブログのような情報もとても有用ですよ。という感じでしょうか。参考にしてください。
*1:元々はそういうサービスではなかったはずなのですが「ノウハウの集合」というイメージが強いので最後解決してないと読んだ人のUXがかなり悪くなりそう