島までは遠い 〜サークルアラウンド株式会社代表佐藤のブログ〜

佐藤正志@サークルアラウンド株式会社のことが少しわかる場所。プログラマーを育てるトレーナーとして、現役のソフトウェア技術者として、経営者の端くれとして、想うことをつづる。

AI時代に分業のあり方が変わりそうだがまだ答えがない

最近は自分が個人の趣味的に作成しているシステムも、自社のプロダクトもAI並行開発が当然のようにできるようになった。 これは基本的に私がメインでAIエージェントの群れを率いてやっているので何も気にせずにタスク作成、アサインなどできるようになっている。

この開発、人間のスケールがとても難しい気がしてきた。

  • タスクごとにアサインとすると、アサインの速度がはやくないと進捗に問題ができる
  • アサイン自体をなくすと同じタスクを取り合ってしまう
  • そもそもアサイン、という作業がコストに感じ始めている

単純に誰がやるかを決めてUI操作するだけなんだが、それをやるよりAI CTO にシュッと依頼してすぐやらせる方がストレスが少ないのだ。

だとすると

  • 完全にアサインをルール化して考えることなくお互いが進められるようにする
  • そもそもタスク進捗を複数人でやることをやめる

が考えられる気がした。

アサインのルール化は「どういうタスクなら誰」というのが難しい。ちょっと考えてみたが例えば新機能開発はAさん、メンテはBさん、のような棲み分けならバッティングはしない。その上でさらに1つのスコープで複数人作業がやりやすいかは疑問だ。

別の分け方として開発はAさん、レビューはAさんとBさん、という形はありかもしれない。人間レビューの遅延が起きやすい状態なので、レビュアーに盛った形。これはドリブンしそうだ。余程の巨大プロジェクトでない限り、このレベルでいける気がする。それ以上の人数になった時に効率いいやり方があまり思いつかない。「人間が相談する」「他の人間のアクションを待つ」がボトルネックになってしまうので、人間 to AI を基本に考える方が楽だ。

もっと広げて考えると、CTOエージェントに対して複数の人間が依頼すればいいのかもしれない。もはやタスク管理はAIエージェントの役割として完全に委譲する。そうするとCTOエージェントはチームで共有されるメンバー的になるんだな。今の性能を考えるとこれが妥当にも思えてきた。

ちなみに、1タスク1PRのルールをエージェントに課しておくとPRの単位が人間のそれと同等になるので大変やりやすいし、AIエージェントからタスクスコープの調整を提案してくるので良い。これはレビューしないといけない系のプロジェクトでは大体適用して良さそうに感じる。